ちょっといい話というと大げさかもしれませんが、出会い系サイトで出会った女性について感動したことがあったので、ご紹介してみようと思います。
ある時、出会い系サイトで出会った女の子にキャバクラ嬢がいました。
見た目や話し方、考え方まで今風で、ちょっと抜けたような天然っぽさが魅力でした。
ルックスは割とカワイイ部類に入り、スタイルも背が低いながらも脚が細くてキレイな娘で、当然狙っていたのですが、相手もその道のプロ(笑)ですから、なかなか思うようにはいかなかったのです。
長く男女関係にならない微妙な距離感があったせいか、妙な友情みたいなものが芽生えてきて、一緒にご飯を食べに行ったり遊びにいったりする仲になったのです。
その当時は学生で、就職活動を控えていたので、お気楽なキャバクラ嬢の彼女と遊ぶのは良い息抜きになり、気分転換には最適だったのです。
そんなある日、彼女の給与明細を見る機会がありました。
見たくて見たわけではないのですが、何となく目に入ってしまったのですが、そこには夜の仕事とは思えないほどの薄給が記されていたのです。
一般的にキャバクラ嬢というと高給取りというイメージがあったので、彼女の給料の少なさに驚き、理由を尋ねてみたところ、
「今月はあまり涙を流さなかったから。」
という答えが返ってきたのです。
ちょっとセンチメンタルで詩的な表現だったので、あっけにとられてしまいましたが、普段の彼女の屈託ない姿からは想像出来ない答えだったので、思わず感銘を受けてしまいました。
つまり、彼女からすると、キャバクラの給料は流した涙の数への対価だったのです。
彼女が言うには、仕事が辛かったりイヤで泣くわけではなく、何か悲しくなって涙を流してしまうそうです。
いつもの彼女のキャラからは想像もつきませんでしたが、きっと涙を流す事で、一緒に苦労をも流し去っていたのでしょう。
ほどなくして、彼女は夢を叶える為に遠い地に引っ越してしまいましたが、きっと新たな地でも涙と一緒に辛い思いを流し去って、前向きに楽しく生きている事でしょう。
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